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2012年03月02日

吉里吉里Java:: Android での動画再生

    

Android で共通にサポートされている動画形式は、このページに書かれている。
MPEG-4系とVP8 ( Android 2.3.3以降 ) となっている。
端末によっては WMV もサポートされているが、全端末でサポートされているわけではない。

H.264 のライセンスは、MPEG LA、H.264の共同ライセンス体系を発表-エンコーダ/デコーダは0.20ドル。無料放送は1万ドル/年 では、「12分以下のものにはライセンス徴収を行なわない。」というのと、「搭載製品の総数が年間10万個/以下の場合は、ライセンス料を支払う必要は無く」という記述があるが、「初期のライセンス期間は2010年の12月31日まで」となっていて、その後どのようになったのかはっきりしない。
無料のインターネット配信の場合は、2015年まで無料で、その後さらに永久的に無料という発表はあったが、その他は不明。
5年ごとにライセンスは見直されるらしいが……
「デコーダ搭載製品」に当たるのかどうかも不明。

VP8 ( WebM ) は、現時点ではライセンス料は発生していないが、Android 2.3.3以降となっているので、それ以前のバージョンでの再生に問題が残る。

Android 版では、初回リリースは OS の機能をそのまま使う予定なので、これらの問題はそのまま発生する。
動画についてのライセンスについてはよく調べて対処してもらう必要がある。
NDK で Theorarm を使って Theroa を再生すると言う手もあるが、NDK を使うとそれはそれで再生できない機種が出る問題がある。

ちなみに、VC-1 ( WMV ) も、ライセンス料が発生しうる。
WMV3 ( WMV9 ) は、グレー。
昔、WMV のライセンスまとめ にまとめている。



投稿者 Takenori : 2012年03月02日 16:25




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