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2008年02月09日

吉里吉里 その他の開発日誌:: VCのプロジェクトファイルを自動生成する

    

何かを作るとき、最初にソースファイルを作って、エディタで組んだ後、VCを立ち上げて、プロジェクト作って、ファイル追加して、オプションを変更して…… とするわけだけど、この「VCを立ち上げて云々」がすごく面倒臭い。
たいした作業ではないのだが、なんか気が重いのだ。
オプションもデフォルトから毎回同じ設定に変更している。
本来はカスタムウィザードを作って、それで何とかするんだろうけど、そこも面倒臭い。

ということで、スクリプトを組むことにした。
とりあえずは、吉里吉里のプラグイン専用で、kirikiri2/src/plugins/win32 以下に新しいフォルダを作ってその中にソース入れて作る用。
実行したフォルダ以下のソースとヘッダー、リソースを全てプロジェクトファイルに追加する。
また、ヘッダーが存在するパスも全部インクルードディレクトリに追加する。
これでフォルダ分けしている場合も、インクルードディレクトリのことを大して気にせず作業できる。( VC の GUI でやるとデバッグとリリース両方変更しないといけなくて面倒 )

スクリプト類は mkpj_kr_plugin.zip に置いておく。
設定などは私用になっているので変えたい場合は、project.pji を設定変更した *.vcproj に合わせて変更する必要がある。
プラグイン名は project.ini に書く。
mkpk.pl を見てもらえばわかるが、VCのプロジェクトファイル類を消してから作るので、取り扱いには注意すること。
*.vcproj を変えて mkpk.pl を実行してデグレードとかは注意しないとやってしまうと思う。
後、Win32-Guidgen モジュールを使っているので、ppm などで入れる必要がある。
他の注意事項は…… mkpk.pl を読んでください。

これは吉里吉里のプラグイン専用でVC2005用だけど、少し変更すれば exe などにも転用できる。
GUI でちまちまするのが嫌いな人は、自分用の設定で数種類作っておくといいかも。



投稿者 Takenori : 2008年02月09日 20:55




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