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2004年10月27日

キリカ・グライト開発日誌:: ドキュメント管理部の状態

    

ドキュメント管理部分は状態を持つかどうか。
ドキュメントは逐一更新されるので、必然的に状態を持っていることになるが、その状態ではなく、アクティブなタグ(以下、コマンドと呼ぶ)を認識するかどうかだ。
UIは、エクセルのようなセルとタブを持っている。
各行は一つのコマンドと対応し、タグはシーンごとに作ることにする。
その関係上、アクティブなシーンとコマンドが存在することになる。
当然、ドキュメント管理部は状態を持たない方がスッキリする。
UI側が更新時に毎回位置を指定すれば事足りる。
気になるのは、やはり処理速度だ。
ドキュメント管理部分は挿入や削除などに備え、リストで管理することにしようと思っている。
リストの場合ノードが多くなればなるほど、後ろになればなるほどアクセスが遅くなる。
つまり、コマンドが多くなった時、処理が重くなることになる。
うーん、ま、いっか。
シーンを分ければ何とかなるし、重くなった時はリスト自体が前回アクセスされたノードを保持するようにすれば、解決できそうだ。
よし、ドキュメント管理部分は状態を持たない方向にしよう。
その方がスッキリする。

リストは初めstd::listで行く予定だったが、TListは配列アクセスが出来て楽そうだ。
そこで、TListに気持ちが傾いたのだが、前回アクセスされたノードを保持する機能を持たせることを考えると、よくわからないTListよりも、std::listの方が良い気がしてきた。
やはり、std::listでやってみるかな。



投稿者 Takenori : 2004年10月27日 05:24




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