« Eee Slate EP121 をしばらく使ってみて | メイン | 足きり端末の確認 »

2011年05月26日

Misc.:: モバイル Sandy Bridge の Corei7 へ

    

モバイル Sandy Bridge の Corei7 の省電力性能にびっくりした。
以下、交換した話。

デスクトップの代わりに使用できると言う条件で検討。
・2台の外部ディスプレイを利用できる。
・USB 3.0 が利用できる。
・今使用しているキーボードとマウスを接続できる。
ということで、購入したのは、EPSON DIRECT Endeavor NJ5500E Quad Core モデル

構成は、
Windows 7 Professional 64bit
インテル Core i7-2720QM プロセッサー (2.2GHz)
4.0GB(2.0GB×2) PC3-10600 DDR3 SDRAM
320GB シリアルATA 300MB/s対応 5400rpm → Intel 510 250GBへ載せ替え
スリムBlu-ray Discコンボドライブ シリアルATA 対応

HDD は、Intel 510 120GB なら選択可能なので、そちらを選択した方がよかったかもしれない。
ただ、自分で載せ替えると、元のHDDのインストール用データ領域を残して、フルで SSD が利用できるのでその点はメリットあったかも。
バッテリーは約5.3時間となっているので、そこそこ持つ。

ワットチェッカーで 2日間使用して測った平均消費電力は、15W ( 1日測って15Wでおかしいと思ってもう1日測ったがやはり15Wだった )。
使用時見ていると 13W ~ 40W 辺りをうろうろしている。
アイドル時は 13W まで下がっている。
さらに、しばらく経ってディスプレイ出力が OFF になると 9W まで下がる。
Blender で 8スレッドでレンダリングを実行してみたところ、33W ~ 77W 辺りをうろうろして頻繁に数値が変わっていた。
終了したら 13W に低下した。
以前使用していたデスクトップPCが Corei7 920 + GeForce 9600GT で、平均消費電力が 130W だったのでそれよりも全然低い。
スペック上最大で105.9W ( 理論値 ) となっているので、最大でも前の平均に届かない。

USB 3.0 の HDD や USBメモリは既に使用していたので、その高速さは実感していて、SSD の容量の少なさを埋めるのに欲しいということで条件にいれていた。

以前使用していたデスクトップPCと比較して感覚的には速度が遅くなったとは感じない。
前は HDD、今回 SSD なので、その分で早くなったと感じる場面が多い。
かなりの省電力化出来て、体感速度が上がってうれしいところ。
デュアル外部ディスプレイと今までのキーボード+マウスということで、使用感も変わっていない。
ディスプレイ出力は、HDMI と ミニD-SUB15ピン となっていて、2画面外部出力すると本体側はOFFに(クローンなら3画面出来る模様)。

負荷が高まるとファンが回り出すが、普段はほとんど無音。
SSD なのでガリガリという音もしない。
最初は違和感があったが、慣れると静寂さが心地いい。
ただ、音がしないというのは少し物足りない気もする。


金額的には 15万程度 (1/3がSSD) と、デスクトップPC を組むのと大差ない価格となった。
それで消費電力が 1/8 以下となって速度的にも快適になった。
バッテリー駆動なので、電源が断たれてもしばらく動き続けてくれるという安心感もある。
今後は、デスクトップよりもノートPCやスレートPCがいいかもしれない。



投稿者 Takenori : 2011年05月26日 16:39




comments powered by Disqus
Total : Today : Yesterday : なかのひと