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2008年05月16日

吉里吉里 ムービー拡張日誌2:: α動画圧縮の手前まで

    

アルファ付き動画は、SIMD 拡張版 IJG JPEG library からいくつかの機能を切り出して、ある程度はそれを使い、残りは自分で組んで作ろうとしている。
「ブロック分割→色変換→DCT→量子化→①→逆量子化→IDCT→色変換→ブロック合成」の①を除く処理の流れは出来た。
①の部分は、ハフマン符号化とゼロランレングスによって圧縮し、伸張する処理。
①の部分は可逆なので、それ以外の部分によって劣化具合がわかる。
つまり、今作っている部分でどの程度劣化するかはわかる。
アルファもこの流れで符号化/復号化してみたが、気になるほどエッジがぼけるということはないようだ。
アルファは 1/4 サイズにするのは止めて等倍にした。
以前書いたように、立ち絵のようなほとんど不透明/透明で構成されている画像の場合は、ZLib で圧縮した方が圧縮率が良くなるので、そちらで圧縮する。



投稿者 Takenori : 2008年05月16日 01:54




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