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2005年12月12日

動画再生エンジン開発日誌:: CRCチェック スルー

    

liboggの部分を書き起こすべくliboggのソースを読んでいると、読み込んだデータのCRCが合っているかどうかチェックしていた。
こんなものいらないと思って外してみたが・・・
そんなに負荷は下がらなかった。
CPU負荷ではわかりづらいので、この前のSamplePlayerを時間を吐くように書き換えて計測してみた。

何もしていないのを100%とすると・・・
85.7% libtheora-mmx使用
85.2% さらにCRCチェックをはずしたもの
82.6% さらにP4用に出来る限りの最適化オプションをつけたもの

CRCチェックをはずしても0.5%しか縮まらないとは。
liboggを書き換えても大して縮まらないかもしれないな。

所要時間をトータル時間で割ると19.6%だった。
ムービーは640*480 30fps VBR 90%で、環境は、P4 3GHz + DDR2-533。

ちなみにAthlon XP 1600の方では44.2%だった。

これだけ見ると何とかなりそうだけど、ピーク時の負荷を出すと厳しくなるんだろうな。
各フレームのデコード時間を出せば、ピーク時の負荷になるかな。



投稿者 Takenori : 2005年12月12日 09:29




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