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2016年08月01日

吉里吉里Z 開発:: メモリ断片化対策とバグフィック版をリリース

    

吉里吉里Z 1.3.2 をリリース

64bit対応でグラフィック周り等大きく書き替えられた影響でいくつか不具合が出ていたものを修正した。

メモリ断片化対策は、malloc 設定にすると起きないと言う情報を元にプロセスヒープから確保するものを追加し、それをデフォルトとしたもの。
従来デフォルトだった GlobalAlloc は、大画面化しているゲームでメモリ確保エラーがよく出るようになっているようなので、プロセスヒープを標準とした。
Windows10 で取得したハンドルを見ると、プロセス/CRT 共にプロセスヒープからメモリ確保されるようになっているみたいなので、メモリの分割などはせずに OS がうまくやってくれることを期待する動作となったのではないかと思われる。
今あるどの設定でもダメとなるといよいよもって 64bit 版の出番。
今回のエラー関係のツイートを見るいると 64bit 版を望む声なども見られるので、もしかしたら意外と早く 64bit/32bit の両対応でインストール時に OS 見てどちらかが入るようになるかもしれないと思った。
PC にメモリふんだんに積んでいるのに、1GB とかメモリ確保されている状況でエラー頻発したら、64bit にしてメモリ無駄なく使えよと思うのは仕方ない。


投稿者 Takenori : 2016年08月01日 15:02




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