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2016年01月30日

吉里吉里Z 開発:: 32bit版と64bit版のプラグイン

    

ゲームではまだしばらくの間 32bit 版でも全然問題ないと思われるので、あまり関係ない話。
将来的に 64bit 版対応が必要になった時のために気に留めておくだけでいいと思う。
ツール用途などで 64bit 版対応にリリース後即座に取り掛かる場合は関係ある話。
とは言っても、インストーラーで OS を見て、32bit 版か 64bit 版のどちらを入れるか判断して片方しかインストールしないようにするのであれば、それほど関係ないが、64bit 版はプラグインフォルダ名が変更になっているのでそこは関係ある。

32bit 版と 64bit 版では、それぞれ用にビルドしたプラグインが必要になる。
32bit 版は今まで通りなので従来のものがそのまま使えるが、64bit 版は 64bit 用にビルドの必要がある。

それぞれ対応したプラグインを読み込む必要があるが、同じ名前にして同一フォルダにプラグインを置くことは出来ないので、読み分けのための何らかの方法が必要になる。
今回は、32bit 版は従来通りにして、64bit 版については plugin64 フォルダから読むようにした。
exe フォルダ、その下の system フォルダから読むのは変わっていないので、プラグインはそれぞれ plugin/plugin64 フォルダに分けて入れることが今後推奨される。
従来のようにその他のフォルダに 32bit 版 dll を置いた状態で 64bit 版 exe を起動するとエラーになると予想される(実際の挙動はまだテストしていない)。

両方のバージョンの exe を混在させて配布すると言うのは、zip で配布するゲーム用途の方が多そうなので、このような対処が必要かはわからないが、回避できるように対策を入れておく。


投稿者 Takenori : 2016年01月30日 19:04




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