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2014年08月10日

1時間コーディング:: QUMARION ロガー

    

ずっと誇りかぶっていた QUMARION だけど、SDK の制限が少し緩和されたと言うことで、QUMARION を自分にとって使えるデバイスにすべく何かツールを作ることにした。
QUMARION は入力デバイスだけど、言ってしまえば表示デバイスでもある。
CLIP STUDIO ACTION で QUMARION を操作しながら画面を見て動かしたり微調整したりするのは、なんだかもどかしい。
そもそも形としてポーズがそこにあるのだから、現在の状態を順次記憶して、そのデータを後で 3D アニメーションツールで時間指定や微調整できる形の方が扱いやすいのではないかと思い、背中のボタンが押させれた時に順次そのポーズを記録していくツールを作ることにした。

ツール自体は C# の方が楽に作れるだろうと思って作り始めたが、C# から DLL へアクセスするラッパークラスを書いているだけで、1時間経ってしまった。
その後実際に呼んでみると cdecl で、マングリング もされていると言うことで、ラッパークラスをまた色々と書き換えた。
で、2時間くらいかけて初期化部分まで書けた。
1時間コーディング 3日かけてここまで。

ここまでできれば後は楽。
ポーリングでデータを取得し、ボタン状態を確認して、ボタンが押されたタイミングでのポーズデータを順次書き出していけばよい。
その辺りは次に作る。
今は初期化までできたところ。
出力は BVH ファイル形式でやるつもりなので、そのデータフォーマットの調査も必要。
ボタン押されるたびに 1秒程度時間を進めて各種ボーンデータを書き出していくことになると思う。
その後、時間間隔の調整ツールを作るか探すかすると思う。
不要キーフレームの削除ツールも必要か。
BVH ならたいていのツールで読めると思うので、そっちで何とかできるんじゃないかと思っているけども。

qumalog20140809.png



投稿者 Takenori : 2014年08月10日 23:27




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