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2013年12月10日
吉里吉里Z 開発:: 吉里吉里Z β7 バイナリ
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既に正式版が出ているので吉里吉里Zのページからダウンロードしてください。
吉里吉里2 では例外発生時に発生箇所のスクリプトが表示されていましたが、吉里吉里Z ではダイアログのみで不便だったため、外部エディタ起動機能を追加しました。
-exceptionexe でエディタを、-exceptionarg で引数を指定し、任意のエディタで例外発生行にカーソルを置いて表示されることが出来ます。
Visual Studio では以下のように指定します。
-exceptionexe=devenv -exceptionarg="/edit %filepath% /command \"Edit.GoTo %line%\""
Visual Studio が既に起動している場合は、起動されている Visual Studio でファイルが開かれますが、その場合指定行に移動しないようです。
新規に起動された場合は移動します。
サクラエディタでは以下のように指定します。
-exceptionexe="sakura.exe" -exceptionarg="%filepath% -Y=%line%"
バッチファイルに書く場合は、% を %% とエスケープする必要があるので注意が必要です。
この機能は TVP_ENABLE_EXECUTE_AT_EXCEPTION を指定してコンパイルした場合に有効です。
配布バイナリの tvpwin32.exe では有効になっていますが、デバッガ用バイナリでは無効になっています。
TJS2 を記述していてよく発生するシンタックスエラー等の場合、エディタが開くので、すぐに修正して再度実行できるため、便利になるケースがあると思います。
Debug 版を Visual Studio でデバッグ実行する時、例外が発生すると停止するようにしています。
その時、Visual Studio のデバッグ出力にタグジャンプ用のメッセージが表示されるようにしているので、その行をダブルクリックすれば、Visual Studio でスクリプト例外発生行を開けます。
プライマリーレイヤーのサイズとクライアント領域が同じサイズとなる仕様はなくなり、別扱いとなりました。
Window のクラアント領域よりプライマリーレイヤーのサイズが小さい時は、レイヤーがない部分については黒で塗り潰されます。
逆にプライマリーレイヤーサイズが大きい場合、Window 表示では Window によってクリッピングされますが、フルスクリーン時は全体が Window 時のアスペクト比に合わせて伸縮して表示されます(この動作については修正される可能性もあります)。
その他
ブログには書いていませんでしたが、Font.doUserSelect/System.inputString は削除されています。
投稿者 Takenori : 2013年12月10日 01:05
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