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2012年10月17日

ドット絵:: タイリング拡大処理の実画像の適用はまだ難しい

    

タイリング拡大をタイリングが多い 16色 CG に適用してみたが、しきい値の絞り込みが難しく、破綻しないようにするとうまく適用されるところが少ないので、現在の処理方法では実用は無理か。
現在の方法は、色の変化が大きくてと標準偏差が小さいところはタイリングされている場所としていたけど、よく考えたら標準偏差を誤認識していた。
タイリング領域の検出は再考が必要。

タイリング部分以外に凹凸状になったところの処理結果を改善した。
以下比較。
左が以前のもので、右が今のもの。
左は曲線にとがったようなところが出てしまっているが、右は幾分改善されなめらかになっている。

old_new_curve.png


自動処理の方を作り込むよりも、効率を考えるとまずは手作業で領域を指定して処理する拡大(高解像度化)支援に注力してツールを作り込んだ方が良さそうか。
オート実行して場所指定でニアレストネイバー戻したり、なぞったところだけオート実行結果を適用したり等、処理と位置選択で高解像度化していくのが現時点では効率的。
理想はフルオートで高解像度化なんだけど、まだまだそこは遠い。

現在のツールはさくっと作ったものだけど、本格的に作るとなると開発費の回収を考えないと。
ニッチであまり使う人いなさそうだけど、シェアウェアとするのがいいかな。
今のJavaの自動処理のはフリーでいいけど。
現在の階段状の部分の検索はよりよい方法を思いついたので、また試してみる。

現在のツールをいろいろなタイプの画像に適用して結果を貼ってくれているところがあったのでリンク貼っておく。
ドット絵をそれっぽく拡大するツールを使ってみた



投稿者 Takenori : 2012年10月17日 00:47




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