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2008年05月08日

吉里吉里 ムービー拡張日誌2:: JPEG の赤のブロックノイズとぼやけ

    

アップサンプリング時の補間を OFF にした画像を注意深く見ていて気付いたが、ほぼ純色の赤に黒で縁取りがされていて、その黒の線が斜めになっている時、補間を OFF にするとブロックノイズのようなものが見える。
色差が輝度 1x1 に対して 2x2 であるので、そのサイズでブロックのようなものが見えている。
そのせいで斜めの黒線が途切れているように見えてしまう。
ただ、鮮やかさはそれほど落ちていない。
ダウンサンプリングの影響か少しは暗くなっているように見えるが。

そして、アップサンプリング時の補間を ON にするとブロックのようなものは消えるというか、その辺りがぼやける。
JPEG でぼやけていると言う印象は少なかったが、この部分に関しては良くわかる。
赤で塗った上に黒で何本か線を引いて JPEG で保存すれば、かなり酷いことが良くわかる。
ただ、PhotoShop で保存したところ 8 だと酷いが、9 にするとかなり軽減される。
もちろんそれ以上にするともっと軽減される。
ボケていると言う印象が消えるので、もしかしたら品質をかなり高く設定すると YUV 444 で保存されるのかもしれない。

補間を止めて、画像を鮮やかにと言うのは、画像の種類によっては NG だな。
やっぱり、YUV 444 が綺麗か。
圧縮率は犠牲になるが。
ただ、YUV 420 と YUV 444 では面積比 1 : 2 だが、ファイルサイズは倍違うと言うことにはならず、もう少し差は小さいようだ。
アルファチャンネルの圧縮方法で、アルファチャンネルを 1/4 サイズにしたのと等倍のでファイルサイズを見ると 4 倍違うと言うことにはなっていない。



投稿者 Takenori : 2008年05月08日 19:28




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