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2007年12月10日

グラフィックライブラリ:: カーネル

    

画像処理で時々出てくるカーネルってのがなんなのかわからなかったけど、調べたらいろいろ出てきてわかった。
TEOライブラリによる画像処理プログラミングガイド アルゴリズム編 ラプラシアンフィルタ・ガウシアンフィルタケアストリーム ヘルス株式会社 画像処理ソフトウェア のページでカーネルと書かれた付近や コンボリューションを用いた画像の平滑化、鮮鋭化とエッジ検出 を読むとわかる。
係数行列を使って畳み込み処理をすれば、画像をぼやけさせたりシャープにしたり、エッジ抽出が出来たりする。この 係数行列 をカーネルと言うらしい。
そんな単純な方法でいろいろなフィルタが書けたのね。
ぼやけさせる時は、横方向をやった後、その画像に対して縦方向をやっても同じ結果になるようなので、行列は2次元ではなく、1次元でも良い。1次元の方が計算量は少なくなる。
汎用的に書けるので、単純に行列を渡すインターフェイスさえあれば、利用者が自由にいろいろなフィルタを適用できると言うメリットは大きい。
この方法だと範囲が大きくなればなるほど遅くなってしまうが、利用者がいろいろいじれると言う意味ではあると有用かもしれない。



投稿者 Takenori : 2007年12月10日 18:06




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