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2005年10月27日

吉里吉里 ムービー拡張日誌2:: DirecX VAが有効にならない?

    

DirecX VAのネゴシエーションを行うようにして、VMR9と接続してみた。
が、メディアタイプがDirecX VAのものではなく、YV12で接続されていた。
そのため、DirecX VAのネゴシエーションプロセスは行われず、通常の接続となった。
って、えーっ!
せっかくIWMReaderを使うように書き換えたのに意味ないじゃん。
人生ままならんものだな。

それはともかくとして、この状態でCPU負荷を見てみてると、Athlon XP 1600で40%~70%になった。
かなり軽くなっている。
YV12からRGB32への変換が思った以上に重いようだ。
もしかしたら何か変なことをしているのかもしれないが、カスタムアロケーターでメモリコピーをなくしたら、10%強軽くなったことを考えると妥当な数字かも。
WMVは内部的にYV12で保存されているのか?
IWMSyncReaderとIWMReaderの違いと言う可能性もあるが、それはまた後で確認しよう。
これで、カスタムアロケーターを作れば、MPEG Iと同程度の負荷になりそうだ。
まあ、WMVがVMRを使用した場合と言う条件でだが。

この結果から考えるとDirecX VAの処理は必要ないかもしれない。
それならIWMSyncReader版でやった方がいいかも。



投稿者 Takenori : 2005年10月27日 20:34




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