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2004年11月12日

キリカ・グライト開発日誌:: スクリプトで保存することの意味は?

    

スクリプトによって変更された状態を、任意の位置で取得できるようにする予定だが、この場合、スクリプトで書くコマンドを保存した場合、毎回解析しなければならない。
少ない内はよいが、長くなってくるとこの解析の時間は無視できなくなる。
やはり、スクリプトではなく、構造体などで保存した方が良いだろうか?
そもそもなぜスクリプトを使おうとしたのか?
まず1つは吉里吉里/KAGで制作する場合にスクリプトが使われているから、そのままの流れで使用することにした。
たぶん、これが一番大きいのではないだろうか?
潜在的にそれしかないと思ってしまっていた。
もう1つは、スクリプトでの入力になれた人は、スクリプトで入力した方が速いと考えたからだ。
プログラマはスクリプトを直接書いていく方が断然速いと考えていた。
そして、いくつかの入力支援などを加えることで、単なるテキストエディタよりも速く制作できることを目指していた。
しかし、果たしてそれは真実だろうか?
確かにスクリプトでの入力は、一般的なGUIなどを使って、マウスで入力していくスタイルと比べれば速い。
でも、キーボートとマウスに適切に役割を分担させた場合は?
キーボートとマウスはそれぞれ特性が異なる。
片方で実現しやすいことがもう片方では手間がかかることもある。
つまり、インターフェイスを工夫することでスクリプトでの入力よりも高速に制作できるようになる可能性がある。

スクリプトは最終出力段階のみとし、途中ではなくそう。



投稿者 Takenori : 2004年11月12日 01:09




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