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2004年08月28日

吉里吉里2/KAG3ムービー拡張日誌:: フィルタDLLの作成

    

まずはプロジェクトを作成して、サンプルを参考にしてビルドオプションの設定を行う。
でも、いろいろとうまくいかない。
いろいろといじって、コンパイルは通るようになるが、リンクが通らない。
サンプルとは異なり、ATLを使用しているのが原因のようだ。
で、ATL用のライブラリatls.lib (atlsd.lib)を追加したら、とりあえずリンクが通った。
でも、"atlsd.lib(Externs.obj) : warning LNK4210: .CRT セクションが存在します。静的初期化子、または終末記号がハンドルされていない可能性があります。"などのwarningがたくさん出る。
これは、グローバルコンストラクタなどが使われていて、CRTが起動時に実行されないとでるwarningのようだ。
サンプルでも、出ていたが、サンプルでは1個だけだった。
ATLが使われているからなのだろうが、自分が作ったファイルのオブジェクトにまで出ているのが気になる。
CComPtrを使っているのが原因だと思うが・・・
とりあえず使わなくてもいいように書き換えて、ATLのライブラリとインクルードファイルを消した。
すると、ほとんどのwarningが消え、ほとんどサンプルと同じ状態になった。
2つ多くwarningが出ているが、それは#pragma warning(disable:4355)を追加していないためだ。(サンプルにはある)
なので、サンプルと同じ状態になった。
これで、ひとまずは完成だが、今のままだと使えない。
新しいインターフェイスの追加などが必要だ。



投稿者 Takenori : 2004年08月28日 09:30




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